★活動報告★
平成15年10月
10月31日(金) 午後 中村武彦先生のお宅に、一水会の横山君と一緒にお邪魔する。永淵一郎氏が編集した『現代維新の思想』(昭和45年刊)で先生が提起されていた、「護憲安保体制を破砕せよ」についてお話を伺う。様々な角度から勉強をさせていただいた。先生は民族派の社会進出が無くなっていく状態を憂いておられ、その意味から、「存在感・市民権・迫力のある民族派運動の『奪権』に尽力すべし」と力説されていた。その後、私と横山君は蒲田の「八幸」「山河」へと移動。結局、この日は終電で帰宅。

10月30日(木) 「レコンキスタ」原稿執筆。

10月29日(水) 11月より「ガチンコ!」(若生出版)で連載を始めることになった。今日が〆切日なので原稿を書き、入稿する。

10月28日(火) 総選挙がいよいよ公示され、選挙戦の火蓋が切られた。小泉首相はイラクへの自衛隊派遣を決め、対米協力から「イラク復興費用」という名のカネを出しまくっている。イラクが混沌としているのに、お構いなしだ。「国際協調」という名の対米盲信は、日本の対米従属をさらに固定化するだけだ。日本が世界に向けて見識を発信できないものかと憂う。

10月27日(月) 午前 維新政党・新風の魚谷代表と歓談。11月15日(土)に行なわれる同党の党大会にお誘いを受ける。今月12日に行なった新風大阪での講演は好評だったそうで、お礼を言われ恐縮する/午後 アラブ専門家の阿部政雄先生から、小泉首相への抗議文を頂いたので、さっそく「今週の一言」号外版として掲載させていただいた。

10月25日(土) 本当は岡山の「レコンキスタ読者の集い!」に出席する予定だったのだが、論文指導教授の小林節先生とジャーナリストの今井一さんより強い要請を受け、急遽、討論会「どうする9条、戦争・軍隊」に出席することになった。パネリストは小林先生のほか、渡辺治先生(一橋大学教授)、伊藤真先生(「司法試験塾」塾長、龍谷大学客員教授)、畑山敏夫先生(佐賀大学教授)という豪華な顔ぶれ。司会は、10月に『「憲法9条」国民投票』(集英社)を上梓した今井さんが担当。私は懇親会で持論を述べることになった。一水会の横山君も一緒に行く。知花昌一さんと久しぶりに会った。会場となった新宿「カタログハウス」の斎藤駿さんともお会いする。「鈴木顧問によろしく」とのこと。

10月24日(金) 埼玉・大宮の出雲会館で行なわれた「テコンドー振興会」のレセプションに、萩原君とその友人を連れて参加する。篠原節さんが主催。篠原さんは挨拶の中で、「テコンドーが日本に上陸したのは23年前。その頃はオリンピックなど歯牙にもかけられなかった。しかし、最近では数万の選手が練習に励み、オリンピックでも銅メダルを取れるようになった。協会や連合などといったゴタゴタが続いてきたが、次はアテネのオリンピックで是非とも金メダルを取りに行ってもらいたい」と語り、選手たちを鼓舞していた。23年も地道にテコンドー振興に取り組んでこられたことに感服。選手を育成し、日の当らないところからコツコツと支援し、実務を担ってきたのはスゴイ。井戸を掘り、色々なことがあってもそれを維持していく精神は、運動にも通じる。やはり形として残していくことが大事であると実感。その努力は必ず、金メダリストを誕生させると思う。

10月23日(木) 午後 『わしズム』原稿提出/夜 イラク戦争に異議を唱えて外務省を解任された、前レバノン大使・天木直人氏の講演会「さらば外務省〜イラク戦争に反対した『大使』の声」(アジア記者クラブ、日刊ベリタ共催)に、萩原君から誘われ出席。同氏は最近『さらば外務省!』(講談社)を上梓している。講演内容については近々「今週の一言」で詳述するが、質疑応答では「在外公館からの現地情報よりも、国内の人事で外交が決まってしまうのか? 外部からの意見は聞かないのか?」「天木さんの意見に賛意を示した人はいたのか?」などの質問をした。
 終了後の懇親会では『週刊金曜日』の本多勝一さんや、日本労働党の石井勝さん、人民新聞の記者氏などと名刺交換した。本多氏は、「日本語に関しては私のほうが右翼ですよ」などと語っていた。そのほか、私が十年前に『週刊金曜日』に書いた、イラク問題に関する記事について話す。

10月22日(水) 『わしズム』原稿を引き続き執筆。午後 ゼミ生の三村君を連れてイラク大使館へ。書記官から臨時代理大使となったサーベット氏を訪ねる/夜 「木村ゼミ」を開講。今日のテーマは「YP(ヤルタ・ポツダム)体制打倒を目指す民族派学生運動の流れ」。ゼミの前に、「YP体制」という認識はどこから生まれたのかを犬塚先輩に伺った。この言葉が出現するまでは、「ポツダム体制」とか「占領体制」などの言葉が使われていたようで、かの三島由紀夫烈士もこれに近い形で核防条約を批判していた。
 犬塚さんによれば、「YP体制」という言葉が生まれる直接のきっかけとなったのは、核拡散防止条約(核防条約)による日本封じ込めであった。最初に「YP体制」という規定をしたのは、日学同のYさんの論文という説と、大阪の生学連のM委員長という説、皇學館大学の田中学長(肩書はいずれも当時)という説があるという。これらのことをゼミ生にも伝えた。

10月21日(火) ニセ「有栖川宮」夫婦が詐欺で逮捕される。朝からテレビはこのニュースで持ちきりだ。警視庁公安部も張り切っている模様。しかし、建国義勇軍もガンガン飛ばしている。野中広務元自民党幹事長に続き、鈴木宗男前衆院議員、河野洋平元外相のもとにも銃弾入り郵便物が届いている。こちらも警視庁は頑張れるのか/夜 テレビAの記者5人と歓談。民族派運動について語る。

10月20日(月) 午後 一水会にて「殺人鬼ブッシュ来日反対デモ」の反省会を行なう。元大東会館の寮生であった岡田君と雑談。最近、彼は人の縁あって様々な勉強会に出席し、その抱負を語ってくれた。『わしズム』(12月発売予定)の原稿を書き、帰宅。

参拝終了後に撮影した1枚
10月19日(日) 午前 武蔵野御陵に理人を連れて参拝。大正天皇、貞明皇后両陛下、昭和天皇、皇太后両陛下の御陵も急ぎ足ながら参拝

 午後 東京・調布のつつじが丘児童会館で行なわれたイベント「話せる在日、話せる右翼」(唄♪とトークで語る民族交流)に、歌手の川西杏さん、『武道通信』の杉山頴男さん、「一水会」の鈴木邦男顧問とともに出演。川西杏氏が『鬼畜米英』という歌を作ってくれた。その後、一水会の皆とシンパの人々は「群青忌」に参加するため会場を後にした。私はメインゲストであったため、最後まで討論に参加し、この日のイベントを企画してくれた萩原君と2次会を行なう。「この様な企画をもっとやりたい」と彼が言ってくれた。

10月17日(金) ブッシュ来日に抗議するため、夕刻より「殺人鬼ブッシュ来日反対デモ」を敢行。参加人数は予定通りの40名弱。人数こそ少なかったが、ナショナリストとして、志操を貫くことに意義があると思う。大量破壊兵器の保有を開戦の名分にしたイラク侵略だが、膨大なアメリカのウソのプロパガンダを見抜く義士が結集した。統一戦線義勇軍の針谷氏、大地社の水谷氏、大西氏、同血社の河原氏、民声会の藤井氏、雷韻出版の山田社長、神洲誠義団の片山氏、武愛塾の玉川氏、Queenさんなどが趣旨に賛同して下さり、参加して下さった。

 銀座の水谷橋公園に集合し、銀座の目抜き通りを歩き、日比谷公園で解散した。その後、集会で採択された抗議声明文をアメリカ大使館に手交するため、徒歩で同大使館へ。警備の警視庁第9機動隊員と若干の押し問答。多勢に無勢で我々は周りを囲まれる中で、横山実行委員長が大使館正門で抗議声明を読み上げ、手交した。日本の道義に立脚する立場から、アメリカ=ブッシュの大ペテンを暴露し、世界維新断行に向け、反グローバリズム=対米自立の戦いを通じ、日本再建に今後とも尽力していきたいと思う。

10月16日(木) 「リベラルタイム」ゲラチェック。あすのブッシュ来日に備え、各方面に呼びかけるとともに、抗議文・シュプレヒコールなどを準備。今回は「殺人鬼ブッシュ来日反対デモ実行委員会」を立ち上げ、委員長に横山孝平を据えた。作曲家の桜井順さんが、「殺人鬼ブッシュ」のシュプレヒコールに歌をつけて、楽譜を送ってくださった/夜 山浦先輩、S教授と歓談。その後、大西氏、Queenさんと明日のデモの打ち合わせ。

10月15日(水) 「リベラルタイム」原稿提出/正気塾の中尾塾頭、大西氏と打ち合わせ。その後、大西氏、若島和美氏と一献。

10月14日(火) 夕方 元『婦人公論』編集長の水口義朗さんとお会いする/夜 水口さん、女優のAさんとともに会食。文壇の「火宅の人」的裏話などをいろいろと伺う。

10月13日(月) 午前 新幹線で東京に移動/午後 月刊「リベラルタイム」原稿執筆。

10月12日(日) 朝 新幹線で大阪に移動/午後 「維新政党・新風」大阪府本部主催の講演会に。イラク情勢、自衛隊派遣問題などについて約一時間半、話をさせて頂く。一日会、関西戦中派の会、大和心のつどひのメンバーともお会いする。60名弱が出席。『鬼畜米英』も何冊か売れた。二次会、三次会と大阪の志の高さを実感させてもらった。日本再建に向け共振しあったが、畑中氏の「三ちゃんも年取ったねぇ」には、「お互いさまや」と答えておいた。まだまだこれからでっせ!
(撮影:長瀬猛氏)

10月10日(金) 島田雅彦氏より著書『美しい魂』『エトロフの恋』をお送りいただく。『彗星の住人』に続く「無限カノン」三部作。
 皇室問題に触れる箇所があるため、2001年末の刊行予定だったのを今年の9月に発売を延期したという。
 これから読んでいくが、『美しい魂』を8ヶ月で書き上げ、直後、2年ぶりに寝込んだという同氏の真摯さはひとまず認めざるを得ないだろう。私は活動家として、彼は作家として、それぞれの分野で真剣勝負すればいいのだと思う。
10月9日(木) 昼 日本青年社の滑川副会長と歓談/午後 ホームページ「今週の一言」を更新。

10月8日(水) 夜 高田馬場シチズンプラザにて「一水会フォーラム」を開催。講師は映画監督の松林宗恵氏で、演題は「わが映画人生を語る―元海軍士官の劇的創造―」。精神分析家の岸田秀氏、コメディアンの快楽亭ブラック氏などにもお越しいただき、賑やかな会になった。フォーラム終了後は二次会でしばし歓談。松林監督のような方がフォーラムで語ってくださることは、「一水会の信用につながる」と、『武道通信』の杉山さんの弁。

クリックすると拡大画像が見られます10月7日(火) 北朝鮮問題についての少数勉強会。AテレビのY氏、小学館文庫から『「9・17拉致自白」で変わったのか 激震! 朝鮮総連の内幕』を上梓した李策氏らと一緒に。

10月6日(月) 「レコンキスタ」ゲラチェック。

10月3日(金) 月刊「リベラルタイム」発売。自衛隊派遣問題でのイラクの現状を書く。「レコンキスタ」原稿執筆。

10月2日(木) 午後 シンパのKさん、Mさん、Hさんが来訪。R国大使館に行く予定が延期となり、打ち合わせ。


10月1日(水) 都市センターホテルで開催された丹羽春喜先生、加瀬英明先生の出版パーティーに、シンクタンク社長のY氏とともに出席。
 丹羽先生は『謀略の思想・反ケインズ主義―誰が日本経済をダメにしたのか』(展転社刊)を、加瀬先生は『独裁者 その怖ろしくてこっけいな実像』(グラフ社刊)を、それぞれ上梓されたばかり。発起人には国会議員や作家など、錚々たるメンバーが名を連ね、西村眞悟代議士がスピーチされていた。宮崎正弘先生などにもお会いする。受付で展転社の藤本隆之氏と待ち合わせ。久しぶりに今村先輩とお会いする。

活動報告 平成15年9月

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活動報告 平成15年1月〜3月

 


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